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株式会社日本テクノス 名誉会長 相田 龍三
株式会社日本テクノス
名誉会長 
相田 龍三

人は物ではない。
仕事は楽しくなければ
いけない。

私が、10代の頃にうっすらと考えた会社組織とは、組織が分離独立していくアメーバのような組織体でした。
しかし、31歳で会社を創業した当初は、そのようなことを考えている余裕などあるはずもなく、走り続ける日々でしたが、後継者達が育ち始める兆しが見え始めた19期頃から私の頭の中に再び10代の頃の会社組織構想が芽生え始めてきました。

そして、その時期に私の次の社長として現在の社長である塩川を指名した訳です。塩川社長は、まだ30代の取締役でしたし、私も50歳になったばかりの社長でしたので、次期社長を指名宣言したときは、皆さん冗談だと思われたようです。
今考えてみますと、私が、代表取締役・取締役を2014年には退任しようと考えたのは、その時期だったように思います。

会社創業者には幾つかの形があります。私は、ゼロから一を作り出す事に喜びを感じるタイプです。そのタイプの創業者が何時までも日本テクノスに残っているのは、老害と成ります。
私は、66歳から新たなステージに立つこととし、全権を若い人達に移譲して、2014年6月13日に代表取締役・取締役を退任し、新たな道の模索を始めました。
私は、新たな経営層の布陣を引きました。代表取締役を塩川社長の一年先輩の中田専務取締役を代表取締役専務執行役員とし、斉執行役員を取締役常務執行役員としました。現在は、中田が代表取締役副社長、斉が取締役専務執行役員となり、塩川社長の両腕として活躍しています。みんな新卒として入社し、私の手で直接育てて来た精鋭達です。
私が創業者として掲げてきた、「人は物ではない。仕事は楽しくなければいけない。」という創業精神は、しっかりと取締役に引き継がれています。ですから安心して次の新たなチャレンジに挑戦できると信じています。


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